生後11ヶ月 はじめての診察
前回のつづきです。生後11ヶ月の頃にはハイハイは出来なくてもズリバイでママを追いかけたり、欲しいおもちゃのところまで自ら行くようになりました。
(ちょっとマイペースで泣き虫だけど大丈夫!大丈夫!)
と自分に言い聞かせながらも、夜になると自閉症のお子さんを持つママのブログを読んでは時折、不安を感じる日々。
今、振り返るとこの頃から3歳の正式な診断がおりる頃が一番モヤモヤしていたように思います。
ある日、実家の母と電話で話していると
「あーちゃんの11ヶ月健診はもう行ったの?」
と聞かれ、ちょうどその前日に行ったばかりだったので
「行ったよ。特に問題ないって。」
と返すと母は
「先生から何も言われなった??あーちゃんひとりでお座りしてる?」
とさらに聞いてくる。何かあーちゃんに異変を感じてるのかと聞いてみると、
「いや、普通はこれくらいの時期になると、ひとりでお座りできるようになってある一定の時間はひとり遊びとかしてくれるようになるんだけどねぇ・・・」
・・・やっぱりそうなのか。この前の児童館で会った同じ月齢のお友達の様子がふっと甦ってきた。
「何もなければ安心できるんだから大きい病院で一度診てもらったら?」
と背中を押され、気持ちが変わらないうちに!と、翌日いつもの小児科の先生のところへ行き紹介状を書いてもらいました。
初めての大きな小児科を専門にしている総合病院でドキドキしながら診察してもらいました。
先生は落ち着いた表情で
「3歳までの発達は著しいものがあり、今ここで診断はできませんが、念のため脳波・神経回路・CTを撮って原因がどこにあるか調べましょう。ただ、発達障がいはこのような検査で解明できないパターンのほうが多いぐらいなので、あくまでも身体的原因があるかの検査です」
と説明を受け、私はよくわからないまま検査入院の手続きをして帰ってきました。
発達障がいとも自閉症とも言われなかったから、これからの発達具合では追いつくかも知れないのかな・・?
など期待半分、不安半分で検査入院の日を迎えました。
つづく