運動療法
コロナの影響で4月から通う予定だった運動療法。
2ヶ月遅れて今月から月1日で通えることになりました。
まずは初めての場所と初対面の作業療法士の先生に慣れてもらうため、この日は自由に教室にある遊具を使って遊び、先生はあーちゃんの体の動きなどを一緒に遊びながら見ていました。
広い教室には天井から吊るされた大きなブランコ、大きめの三輪車、低めに設置された技巧台、シャカシャカするナイロン素材のトンネル、大きなバランスボールが置いてあり、あーちゃんはご挨拶後、一目散に三輪車に乗って自由に遊び始めました。
三輪車は最初の一漕ぎはペダルに足を乗せるのですが、いつもすぐ地面に足をつけ蹴りながら前進します。
お家の三輪車でも同じような感じで「あーちゃん続けて漕いでごらん」と言ってもすぐ地面に足をつけるので、そのことも先生に相談したら
「足の裏が過敏か鈍麻なのでしょうね。そのあたりも今後しっかり見ていきたいと思います」
と仰ってくださいました。
でも驚いたのは、意外に場所にはすぐ慣れて初めて見る大きめの三輪車にも怖がらず、すぐに乗って楽しんでいて成長を感じました。
去年だったら初めての場所に怖がって泣きはじめ、抱っこして!とその場所に居ることすら嫌がってたのに。
先生が「あーちゃん、一緒にこれに乗ろう!」と技巧台に誘うと、そんなに好きではないはずの技巧台も先生の手を握ってバランスをとりながら最後までやり遂げました。
「あーちゃんすごいね!イェーイ!!」というと両手でハイタッチするくらいご機嫌!
そして、大きなブランコも一瞬、怖がっていたけど、乗ったら楽しくて「ママ!一緒に乗ろうー!」と誘ってくるほど楽しんでいて、先生からも
「お母さんもよかったら一緒に乗ってあげてくださいね」と言われ、あーちゃんと大きなブランコを楽しみました。
そして、最後のフィードバックで先生からたくさん褒めていただき、あーちゃんも大満足!
ブランコは目(注視する力)と体幹と両手でつかまりながら遊ぶため難易度が高い遊具なのだそう。
あーちゃんの体は硬いのですが、ブランコやジャングルグローブも自分で上れるようになったり、日々の保育園生活で鍛えられてることもたくさんあったようです。
基本は体感しながら楽しく自分の体(ボディイメージ)を知って、粗大運動をすることだそう。
そして足の裏は鈍麻だと思うとのことで、私も内心(やっぱり!)と納得。
なぜならお家にいる時も、わざわざかかとから床に「ドン!ドン!」すごい音で蹴って歩いたりバタ足したりするので、感覚を入れてるのかなぁ?と疑っていたから。
ちなみに腕も鈍麻のせいか、私の背中をものすごーく強い力で「ねぇ!ねぇ!」的な感じで叩いてくるのですが、本人は楽しそうだけど母は笑えない!
いつも「痛いよ!やさしく!」が口癖の私。
来年の3月までに自分のからだを上手に操作して本当は大好きなお絵かきがもっと楽しめるようになるといいな!